図書館概要

本学図書館は、1978年8月にそれまで分置されていた人文・社会科学系と自然科学系の各図書室を統合し、キャンパスの中央に大学の中枢の象徴として建設され、創立者故水田三喜男理事長の偉業を顕彰して「水田記念図書館」と命名されました。 その後1993年には、蔵書数の増加と情報化時代に対応する機能を備えるための改装を行い、2008年には5階、6階、9階を閲覧席とグループ学習室に改装し、座席数を増加しました。

本学図書館は、城西大学と城西短期大学に所属するすべての利用者の学習、教育研究に必要な資料、情報を扱っているため人文・社会科学系から自然科学系までの幅広い分野の蔵書構成が特徴です。 冊子体の図書、雑誌のほかマイクロフィルム、CD-ROM、視聴覚資料のDVD、ビデオ等も収集しています。 1階から3階の開架には、よく利用される和書を、積層式書庫には洋書、製本雑誌などを収容し、すべての資料が自由に閲覧できるようになっています。 3階シラバスルームには『講義要覧(シラバス)』掲載の参考文献やテキストが配架されています。 また、数学図書の一部は1号館の理学部数学科図書室と紀尾井町キャンパスに分置されています。 これらの膨大な資料は、すべてインターネットを通じて世界中から検索でき、電子ジャーナル、電子ブックなども学内ネットワークにより研究室やパソコン室からも閲覧できるようになっています。

蔵書資料の中には、国際経済学者の「ゲルシェンクロン・コレクション」や「ラウム・コレクション」、戦前・戦後の統計書を集めた「統計研究会文庫」など貴重なコレクションがあります。 また、オンラインでは、英国および英国植民地に関する膨大な資料が検索・閲覧できる「18世紀英国下院議会資料(18c HCPP)」、「19/20世紀英国下院議会資料(19/20c HCPP)」や、ロンドン大学ゴールドスミス文庫とハーバード大学経営大学院クレス文庫の所蔵原本をデジタル化した「The MAKING of the MODERN WORLD」などが利用できます。 また、デジタル資料では日本古来の漢方や医学に関する貴重な資料を集めた「漢方古書資料デジタルアーカイブコレクション」が閲覧できます。

施設面では各階にパソコンが用意され情報の収集はもちろん、レポートなどの文書作成に利用できます。 ゼミやサークル等のグループ単位で利用できるグループ学習室や、大型スクリーンが設置された視聴覚室もあり、授業や講習会など幅広く利用されています。

利用者サービスでは、質問や文献の所在調査などを受け付けるレファレンス・サービスや学外から文献を取り寄せる相互協力サービス、学習や研究に必要な資料を申し込めるリクエスト・サービスなどの実施とともに、図書館を活用するための利用ガイダンスや各種データベース講習会を開催しています。

図書館間ネットワークでは、近隣の公共図書館6館と利用協力提携を結び、より幅広い分野の資料を提供しています。 また、私立大学図書館協会、日本薬学図書館協議会、埼玉県大学・短期大学図書館協議会への加盟による相互利用や、JUSTICE、JMLA/JPLAの各コンソーシアムへ参加し電子リソースの導入を図り、ハイブリッドライブラリーとしての機能を高めています。

2012年度後期からは、上級学生と大学院生が学習相談に応じる「図書館学生アドバイザー」も常駐し、レポート作成や文献の探し方など、自らの経験を生かしたアドバイスを行っています。

大学での学習は高等学校までの決められた授業体制とは異なり、自分で決めた研究テーマを決め自主的に学習することが求められます。 大学図書館を上手に活用し、学習・研究のための関連文献や情報を効率的に収集し、学習・研究活動に役立ててください。