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漢方古書類
(財団法人 田嶋記念大学図書館振興財団の助成金により購入)

  • 薬にまつわる道具や貴重書などを展示しています。貴重な資料をぜひ見に来て下さい。(1階にて常設展示)
    漢方古書資料は、デジタルアーカイブとして公開しています。
  • パンフレットPDF
  • 画像左上の[+]を押すと一枚ずつ閲覧可能です。
  • コレクション一部解説
  • 【薬匙(やくし)】
    • 現在では、薬さじと呼んでいる。 固形のくすり(生薬や散剤、顆粒剤)を量るために用いられる。 木製、竹製、金属製などがあり、大きさ、かたちも、対象となる薬の量、容器、使いやすさに応じていろいろなものが工夫されている。 金属を腐食させる薬には金属製のものは用いることができない。
  • 【薬缶】
    • 現在でも使われている「やかん」は、薬(漢方薬)を煎じるために使用されていた薬鑵(やくくわん)の発音が変化したもので、“薬缶”の字が当てられた。 銅製などが多く用いられたため、現在でも日本薬局方でエキス剤、流エキス剤には、容器に由来する有害な重金属を試験する「重金属試験法」が規定されている。
  • 【薬籠(やくろう)】
    • 「印籠」としている資料もある。 元々は印鑑や朱肉を入れる容器であった印籠は室町時代に中国から渡来した。 その後、小型化され携帯・応急用の薬入れとして、さらには富裕な人々の装飾品として用いられたようで、見事な装飾が施された美術工芸品として残るものも多い。

  • ※画像スライドはFlashbucksの素材を利用し作成しました。