論究ジュリスト : quarterly jurist

巻次年月次	(35) / 2020.秋
ISSN	21871302

パンデミックと公法の課題 : 特集にあたって / 山本隆司 / p.4〜13

パンデミックにおける国の意思決定組織 : 専門家の関与する機関に焦点を当てて / 山本隆司 / p.14〜22

パンデミック対応における地方自治 / 飯島淳子 / p.23〜29

世界保健機関(WHO)の国際保健規則と入港拒否 / 藤澤巌 / p.30〜36

「危険」に即した医療等の分配 : 続・新型コロナウイルス感染症にテストされる感染症法 / 太田匡彦 / p.37〜46

感染予防のための行動制限と補償 / 大橋洋一 / p.47〜54

パンデミックにおける高価格と法 / 白石忠志 / p.55〜62

パンデミック下における情報の流れの法的規律 / 宍戸常寿 / p.63〜69

ドイツ感染症予防法の多段改正と市民への情報提供 : COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への法的対応 / 横田明美 / p.70〜74

特集にあたって / 畑瑞穂 / p.76〜77

倒産法における債権の優先順位 / 杉本和士 / p.78〜85

集合債権譲渡担保の再建型倒産手続における諸問題 / 倉部真由美 / p.86〜92

集合動産譲渡担保・所有権留保 : 動産所有権型担保と倒産法制の過去20年とこれから / 白石大 / p.93〜99

別除権協定 / 木村真也 / p.100〜106

相殺禁止と合理的相殺期待 : 債権者平等の観点から / 杉本純子 / p.107〜114

会社分割と否認・詐害行為取消し / 松下祐記 / p.115〜122

事業譲渡による事業再生 : 「計画外」から「再建型手続外」へ / 工藤敏隆 / p.123〜129

準則型私的整理の現状と将来 : 事業再生の『場』としての準則型私的整理と民事再生 / 中西正 / p.130〜137

ロシア国家の歩みと身分・等級 / 渋谷謙次郎 / p.140〜148

事実としての人の等級(?) : 「上級国民」論と評価の階層 / 森悠一郎 / p.149〜157

判例詳解(Number 32)リツイートによる氏名表示権侵害の成否と発信者情報開示請求の可否[最高裁令和2.7.21判決] / 中川達也 / p.158〜165

日本国憲法のアイデンティティ(NUMBER 09)日本国憲法の制度的帰結の政治学的分析 : 現代政治学との対話座談会 / 赤坂幸一;川人貞史;大河内美紀;宍戸常寿;西村裕一;林知更;山本龍彦 / p.166〜183

Round table talk 利益の衡量 / 森田宏樹;大村敦志;垣内秀介;北村一郎;小島慎司;齋藤哲志;瀬川信久;中原太郎;三浦大介;亘理格 / p.184〜198

総論・歴史 / 瀬川信久 / p.199

私法(実体法) / 中原太郎 / p.200

私法(手続法) / 垣内秀介 / p.201

公法(憲法) / 小島慎司 / p.202

公法(行政法) / 三浦大介 / p.203

欧州における私法統一(各論) : 多様性の中の統一性 / 西谷祐子;小塚荘一郎;森下哲朗 / p.204〜212

アフリカにおける私法統一 : 「アフリカ法」の理念と現実主義の狭間 / 小塚荘一郎;曽野裕夫 / p.213〜219

アジアにおける私法統一 : 東南アジア及び中央アジアを中心に / 横溝大;ハキモフアハドジョン / p.219〜224

刑事判例研究(Number 209)ひそかに児童の姿態を電磁的記録に係る記録媒体に記録した者が当該電磁的記録を別の記録媒体に記録させて児童ポルノを製造する行為と児童ポルノ法7条5項の児童ポルノ製造罪の成否[最高裁令和元.11.12決定] / 西貝吉晃 / p.226〜231

刑事判例研究(Number 210)保護室に収容されている未決拘禁者との面会の申出が弁護人等からあった場合に刑事施設の長がとるべき措置[最高裁平成30.10.25判決] / 朝村太一 / p.232〜237

租税法研究会(Number 186)米国2017年税制改革による役員報酬損金算入制限の強化 / 吉村政穂 / p.238〜241

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