ホウリツ ジホウ
法律時報

巻次年月次 95(1) / 2023.1
ISSN 03873420

 特集記事

  • 霊感商法と消費者法 / 松本 恒雄 / p.1〜3
  • 人権デュー・ディリジェンスの促進と抵触法 / 加藤 紫帆 / p.6〜10
  • 「ビジネスと人権に関する指導原則」と仲裁 : 「ビジネスと人権」仲裁に関するハーグ・ルールについて / 横溝 大 / p.11〜16
  • 米国仲裁機関によるクラス仲裁手続について / 会沢 恒 / p.17〜23
  • グローバル企業の社会的責任と投資仲裁 / 伊藤 一頼 / p.24〜30
  • 「グローバル・バリューチェーン」概念とグローバル・ガバナンス / 内記 香子 / p.31〜37
  • 「ビジネスと人権に関する国連指導原則」は企業行動を変えるのか : 国家の義務と企業の責任 / 山田 美和 / p.38〜44
  • EUコーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令案の争点 / 清水 真希子 / p.45〜50
  • ベトナム移民労働者に関するトランスナショナルな法的考察 : 日越協力覚書の役割に着目して / グエン・トゥー・トゥイ;加藤 紫帆;横溝 大 / p.51〜56
  • 必要は法を持たない : Necessitas non habet legem : ペスト禍のマルセイユ市(1720 ̄22年)への諸対応を素材として / 薮本 将典 / p.58〜62
  • 新型コロナへの対応をめぐる憲法上の議論 : ドイツの場合 / 毛利 透 / p.63〜67
  • 近代日本における〈予防接種を打たせる論理〉の転回/展開 / 香西 豊子 / p.68〜72
  • 法的規制は自由を損なうか? : 社会同調圧力依存の問題性 / 福井 康太 / p.73〜77
  • 監視と自由 : 権力による監視と権力に対する監視 / 松尾 陽 / p.78〜82
  • 政策による専門知の駆用とその自律性の危機 : 行政組織法律主義の視角から考える / 市橋 克哉 / p.83〜89
  • 法をめぐるミスコミュニケーション(1-1)政教分離の語り方(上)法と宗教のミスコミュニケーション / 尾崎 一郎 / p.91〜96
  • 幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討(1)創文社版『綱要』という濾過器 / 蟻川 恒正 / p.97〜103
  • 行政法学のリ・デザイン : 二元的思考を超えて(1)行政法学のリ・デザイン : 二元的思考を超えて / 米田 雅宏 / p.104〜109
  • 日本的雇用を問い直す(1)解雇規制は厳しすぎるか : 解雇規制の在り方を問い直す / 國武 英生 / p.112〜118
  • 信用の基礎理論構築に向けて(8-2)金融機関と顧客の仲介に関する法的課題(中) / 加毛 明 / p.119〜126
  • 紛争が戦争とならないために : 領域支配をめぐる対立の制御における国際法の役割(3)領域国際法の不確定性とコソボ紛争の余韻 / 豊田 哲也 / p.127〜132
  • 憲法訴訟の醸成 : 実務と学説が導く可能性(19)生存権訴訟の類型化と審査のあり方 : 自由権的側面を起点として / 松本 奈津希 / p.133〜138
  • 平成民法学の歩み出し(17)家族法学と法解釈方法論・法学方法論 : 水野紀子「中川理論-身分法学の体系と身分行為理論-に関する一考察」(山畠正男・五十嵐清・藪重夫先生古稀記念『民法学と比較法学の諸相Ⅲ』〔信山社、1998年〕279-311頁) / 木村 敦子 / p.139〜144
  • 著作権法と刑法の語らい(3)はるか夢の址事件 著作権法の解釈態度はどうあるべきか : 刑法からの問題提起を受けて / 前田 健 / p.145〜150
  • 公判外供述の比較法研究(1-4)アメリカの刑事手続上の公判外供述(4) / 緑 大輔 / p.151〜156
  • 池田真朗『ボワソナードとその民法〔増補完結版〕』 / 住田 守道 / p.157〜161
  • 佐野文彦「刑事責任能力の判断について : 原理・基準・適用(1) ̄(6・完)」 / 安田 拓人 / p.162〜166
  • 労働判例研究(344)契約更新に際してなされたコマ数減提示の拒否を理由とする雇止めの適法性 : 学校法人河合塾(雇止め)事件[東京地方裁判所令和3.8.5判決] / 稲谷 信行 / p.167〜170
  • 文献月報 2022年11月受付分 / / p.177〜190
  • 法律時報2022年総目次 / / p.194〜198