ロンキュウ ジュリスト
論究ジュリスト : quarterly jurist

巻次年月次 (30) / 2019.夏
ISSN 21871302

 特集記事

  • 民事訴訟運営改革と既視感(Dejavu) / / p.1
  • 「自国第一主義」と国際秩序 : 特集にあたって / 酒井 啓亘;森 肇志;西村 弓 / p.4〜6
  • 利己的意思の合致か? 公共的決定か? : 合意の質に関する国際法学説史 / 西 平等 / p.7〜14
  • アメリカ第一主義とWTO : トランプ政権の一方的措置とWTO加盟国の反応 / 小寺 智史 / p.15〜21
  • 近年のアメリカの自由貿易協定の特徴 / 小林 友彦 / p.22〜29
  • アメリカ・ファーストの系譜 : それはトランプを超える現象なのか / 中山 俊宏 / p.30〜35
  • 中国による海洋法秩序への挑戦と海洋ガバナンス / 和仁 健太郎 / p.36〜43
  • ロシアと領土問題 : 違法な領域取得の不承認をめぐって / 深町 朋子 / p.44〜50
  • EUと難民問題 / 中坂 恵美子 / p.51〜58
  • 核兵器の規制と核保有国の「自国第一主義」 / 阿部 達也 / p.59〜66
  • 日韓請求権協定と韓国徴用工判決[大法院2018.10.30] / 萬歳 寛之 / p.67〜74
  • 日韓関係と「法の支配」 : 多元的な法規範体系における調整理論の必要性 / 篠田 英朗 / p.75〜82
  • 国際捕鯨取締条約からの日本の脱退 / 山田 哲也 / p.83〜88
  • 特集にあたって / 瀬川 信久 / p.90〜91
  • 津波災害に関する過失判断 : 災害損害賠償責任論・序説 / 米村 滋人 / p.92〜99
  • 津波被災訴訟を教訓とした組織のリスクマネジメント : 組織安全文化の視点を事業継続計画へ反映する / 岡本 正 / p.100〜105
  • 平穏生活権と権利法益侵害・損害論 : 福島原発事故賠償集団訴訟判決を素材として / 大塚 直 / p.106〜114
  • 原発事故避難者と住宅退去問題 / 渡邉 知行 / p.115〜121
  • 国賠訴訟における違法・過失判断と津波避難訴訟・原発事故訴訟 / 下山 憲治 / p.122〜128
  • 震災関連訴訟が不法行為責任論に提起する諸問題 / 瀬川 信久 / p.129〜135
  • 海外法律情報/中国 裁判官法・検察官法の改正と司法制度改革 / 岡村 志嘉子 / p.136〜137
  • AIと社会と法 : パラダイムシフトは起きるか?(NUMBER 06)著作権 / 宍戸 常寿;大屋 雄裕;小塚 荘一郎;佐藤 一郎;奥邨 弘司;羽賀 由利子 / p.138〜155
  • 海外法律情報/スウェーデン サーミ議会に関する提案 / 木下 淑恵 / p.156〜157
  • 末弘厳太郎におけるデモクラシー概念の変質 / 長谷川 貴陽史 / p.159〜166
  • デモクラシーと戦争は互いを必要とするか / 郭 舜 / p.167〜175
  • 海外法律情報/アメリカ 音楽現代化法(MMA) : 音楽がデジタル配信される時代の著作権法 / 前澤 貴子 / p.176〜177
  • 判例詳解(Number 27)使用者と労働組合間の合意による賃金債権放棄の可否と賃金支払を一部猶予する労働協約の規範的効力[最高裁平成31.4.25判決] / 桑村 裕美子 / p.178〜186
  • 刑事判例研究(Number 201)GPS捜査は令状がなければ行うことができない強制の処分か[最高裁平成29.3.15判決] / 酒巻 匡 / p.187〜193
  • 刑事判例研究(Number 202)不保護による保護責任者遺棄罪の実行行為・訴因変更を命ずる義務等がないとされた事例[最高裁平成30.3.19判決] / 池田 直人 / p.194〜200