ホウリツ ジホウ
法律時報

巻次年月次 95(9) / 2023.8
ISSN 03873420

 特集記事

  • 添田寿一と日清戦争前後の工場法 / / p.1p
  • 人類関心事項としての日本の「入国管理」法制 / 小畑 郁 / p.1〜3
  • 感染症対策と個人情報の保護 / 栗田 昌裕 / p.4〜9
  • コロナ禍と契約法 : 危機への対応と展望 / 吉政 知広 / p.10〜15
  • ケアワークをめぐる労働者と家族と国家 : コロナ禍から展望するこれからの労働法学 / 緒方 桂子 / p.16〜21
  • 出入国管理体制から考えるコロナ後の法学 / 大西 楠テア / p.22〜27
  • コロナ禍から考える国家補償 / 津田 智成 / p.28〜33
  • パンデミックとジェンダー化された生と死 / 武田 宏子 / p.34〜39
  • コロナ禍で台頭した無意識データ民主主義の検討 / 安中 進 / p.40〜45
  • 保健専門機関の活動における法と政治 : 核兵器問題を素材として / 西 平等 / p.46〜52
  • 建物区分所有法改正と登記 / 藤巻 梓 / p.53〜59
  • 所有者不明等マンションへの対応と課題 / 吉田 健 / p.60〜64
  • 老朽化マンションの建替えと登記 / 橋立 二作 / p.65〜69
  • 区分所有法の改正と今後のマンションの在り方 : 日本登記法学会第7回研究大会での議論を踏まえて / 鎌野 邦樹 / p.70〜74
  • 3つの研究報告に対する質疑応答 / 秋山 靖浩 / p.75〜78
  • 講評・総括 / 松岡 久和 / p.79〜80
  • 子どもに対する有形力の行使と暴行罪の限界 / 芥川 正洋 / p.81〜86
  • 公益の実現と法 : 人々の自発的活動が導く「公益」を考える(12)時の経過と公益の実現 : 財産権・地位等の承継と法主体をめぐって / 渕 圭吾 / p.87〜90
  • 法をめぐるミスコミュニケーション(4 2)法学と情報(工)学のコミュニケーション(下)法のIT化は難しいのか / 郭 薇 / p.91〜96
  • 紛争が戦争とならないために : 領域支配をめぐる対立の制御における国際法の役割(10)チャゴス諸島領有権紛争における国際裁判所の役割(上) / 西元 宏治 / p.97〜102
  • 幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討(8)樋口憲法学における国家論の批判的検討 : グローバル公法学の構築のために / 山元 一 / p.103〜108
  • 行政法学のリ・デザイン : 二元的思考を超えて(5 1)抗告訴訟と当事者訴訟の意義の変遷と今後の展望(上) / 長谷川 佳彦 / p.109〜114
  • 平成民法学の歩み出し(24)民法解釈方法論と体系 : 藤原正則「法ドグマーティクの伝統と発展 : ドイツ法学方法論覚え書き」(瀬川信久編『私法学の再構築』〔北海道大学図書刊行会、1999年〕35-80頁) / 水津 太郎 / p.115〜120
  • 公判外供述の比較法研究(2 5)ドイツの刑事手続上の公判外供述(5)直接主義を中心に / 川島 享祐 / p.121〜128
  • 日本的雇用を問い直す(8)職場におけるワクチン接種強制は可能か : 職場における労働者の健康保護のあり方を問い直す / 後藤 究 / p.129〜134
  • 佐藤康紀「『共有』物の使用及び管理に関する規律とその多元性 : フランス法の展開を素材として(一) ̄(五・完)」 / 石田 剛 / p.135〜140
  • 特別刑法判例研究(107)麻薬取締法の麻薬原料植物に未指定の植物を原料とした麻薬成分含有製品に由来する液体の麻薬該当性 : Medi-Tea事件[京都地判令和4.9.26] / 北尾 仁宏 / p.141〜144
  • 労働判例研究(351)退職勧奨後における賃金減額を伴う降格処分の有効性 : 日立製作所(降格)事件[東京地判令和3.12.21] / 小林 大祐 / p.145〜148
  • 文献月報 2023年6月受付分 / / p.159〜171