ホウリツ ジホウ
法律時報

巻次年月次 95(4) / 2023.4
ISSN 03873420

 特集記事

  • メタバース時代の知的財産法? : 生鮮食料品と求道者 / 上野 達弘 / p.1〜3
  • 物権と債権の区別 / 大塚 智見 / p.5〜10
  • 制限物権論 / 阿部 裕介 / p.11〜16
  • 物権のなかの地役権と"人役権" / 柴田 彬史 / p.17〜22
  • 「財産権」の法的性質について : 債権上の所有権論の再考を通じて / 岩川 隆嗣 / p.23〜29
  • 処分行為について : 地上権設定・抵当権設定・債権譲渡は(準)物権行為か / 白石 大 / p.30〜35
  • 処分権・授権・物権行為 / 髙 秀成 / p.36〜42
  • 将来の権利の処分に関する予備的考察 : ドイツの近時の議論状況を参考にして / 和田 勝行 / p.43〜49
  • 放棄 / 山城 一真 / p.50〜55
  • 緊迫の時代における憲法9条のリアリティ : 「ウクライナ戦争」の逆説 / 水島 朝穂 / p.56〜60
  • 現代世界秩序構想と平和主義規範 / 五野井 郁夫 / p.61〜65
  • ロシアによるウクライナ侵略と日本国憲法の思想 / 山元 一 / p.66〜70
  • 信用の基礎理論構築に向けて(9-2)租税国家の危機 2.0(中)財政・貨幣・金融の連関構造の動揺と再構築? / 藤谷 武史 / p.71〜77
  • 法をめぐるミスコミュニケーション(2-2)親子法をめぐる法と科学技術のミスコミュニケーション(下) / 中村 多美子 / p.78〜83
  • 紛争が戦争とならないために : 領域支配をめぐる対立の制御における国際法の役割(6)海から始まる戦争の防止 : ニカラグア=コロンビア領土海洋紛争を手掛かりに / 石井 由梨佳 / p.84〜90
  • 幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討(4)「近代/現代憲法」と「近代/現代民法」の交錯 : 公序としての家族とその解体 / 木村 草太 / p.91〜96
  • 憲法訴訟の醸成 : 実務と学説が導く可能性(22・最終回)憲法裁判と司法権(下) / 野坂 泰司 / p.97〜101
  • 行政法学のリ・デザイン : 二元的思考を超えて(3-1)裁判官の心証形成の態様に着目した国家賠償及び損失補償の要件論に関する実験的考察(上) / 津田 智成 / p.102〜107
  • 平成民法学の歩み出し(20)基本権保護義務論から憲法基底的重層論へ : 山本敬三「現代社会におけるリベラリズムと私的自治(1)(2) : 私法関係における憲法原理の衝突」(法学論叢133巻4号・5号〔1993年〕) / 髙 秀成 / p.108〜113
  • 著作権法と刑法の語らい(6)リツイート事件 著作権法学から見たリツイート事件 / 長谷川 遼 / p.114〜119
  • 公判外供述の比較法研究(2-1)ドイツの刑事手続上の公判外供述(1)直接主義を中心に / 川島 享祐 / p.120〜126
  • 日本的雇用を問い直す(4)年功型賃金と定年の合理性 : 日本的年功制度の法的意義を問い直す / 柳澤 武 / p.127〜133
  • 山下裕樹「遺棄罪の諸概念の内容について(1) ̄(3・完)」 / 十河 太朗 / p.134〜137
  • 特別刑法判例研究(105)銃砲刀剣類所持等取締法22条における「正当な理由」の意義[旭川地判令和3.12.13] / 十河 隼人 / p.138〜141
  • 労働判例研究(347)大学非常勤講師は「研究者」に当たらないとして科技イノベ活性化法上の10年特例の適用を否定した例 : 学校法人専修大学事件[東京高裁令和4.7.6判決] / 本久 洋一 / p.142〜145
  • 文献月報 2023年2月受付分 / / p.150〜161