ニホン ブンガク
日本文学 / 日本文学協會 [編]

巻次年月次 73(2) / 2024.2
ISSN 03869903

 特集記事

  • 『古事記』神武天皇条の大久米命 : 「ただにあはむと」と歌う〈みこともち〉 / 村上 倫子 / p.2〜11
  • 『源氏物語』浮舟と〈記憶(テクスト)の開封〉 : 抑圧の封印を解く、未来との/未来への対話 / 橋本 ゆかり / p.12〜24
  • 『とりかへばや物語』における同語反復表現 : 『源氏物語』からの系譜 / 藤田 亜美 / p.25〜34
  • 『岷江入楚』所引の『源氏釈』 : 『河海抄』に注目して / 小林 雄大 / p.35〜44
  • 三代目蜀山人・大谷木醇堂 / 福田 安典 / p.45〜52
  • 北村初雄と立原道造 : 文体および文学思潮の共鳴 / 須田 慎吾 / p.53〜66
  • 日本派地方俳誌『アラレ』の位置 : 個人への関心と俳書堂との繋がりを中心に / 田部 知季 / p.67〜78
  • 『源氏物語』に埋め込まれた物語享受を読む古典学習 / 諏訪園 純 / p.79〜91
  • 漢詩創作指導の教材史 : 韻書と詩法書を中心に / 樋口 敦士 / p.92〜104
  • 時枝誠記の国語教育思想 / 井浪 真吾 / p.105〜115
  • 科学的想像の文学的実演 : 坪内逍遙『内地雑居未来之夢』を読む / 甘露 純規 / p.118〜122
  • 全国大学国語教育学会のレビュー集による若干長いスパンの「時評」 / 府川 源一郎 / p.130〜132