シャカイガク ヒョウロン
社会学評論 / 日本社会学会編

巻次年月次 74(3) / 2023
ISSN 00215414

 特集記事

  • 特集「国境と性 : 複数の境界線を問いなおす」によせて / / p.368〜377
  • グローバル・ハイパガミー再考 : フィリピン人結婚移民への調査から / 原 めぐみ / p.378〜396
  • ベトナム-日本間の移住の構造と移住女性の性と生殖に関する健康と権利 / 巣内 尚子 / p.397〜414
  • 性的マイノリティのトランスナショナルな移住と家族形成 : 韓国人女性を事例に / 申 知燕 / p.415〜434
  • 庇護のポリティクスと性的マイノリティ : アメリカ・トランプ政権下のネオ・ルフールマンと国境の庇護希望者 / 工藤 晴子 / p.435〜450
  • 安全な移住セックスワークを可能にする条件 : 聞き取りとネットワークの解釈から / 青山 薫;エレン ルバイ / p.451〜468
  • クィアな「ガイジン」ドラァグパフォーマー : 支配的な言説を超えて / フィリップ ヒューズ / p.469〜485
  • 主観的経済状況による排外主義的ナショナリズムの説明 : ナショナリズムの類型に着目して / 齋藤 僚介 / p.486〜501
  • 貧困者の子どもの有無が貧困の帰責に与える影響 : オンラインサーベイ実験による検討 / 田中 祐児 / p.502〜518
  • 「コミュニティ」の社会調査史的検討 : 「八王子市民の生活と意識調査」を対象に / 宮地 俊介 / p.519〜536
  • 「居場所のない動物」はいかに統治されるのか? : アニマルシェルターにおける猫の統治実践から / 渡邉 悟史 / p.537〜553
  • シリーズ『少子高齢社会の階層構造』書評論文リプライ / 白波瀬 佐和子 / p.554〜558
  • 書評 阿部潔著『シニカルな祭典 : 東京2020オリンピックが映す現代日本』 / 小澤 考人 / p.559〜560
  • 書評 吉川侑輝著『音楽の方法誌 : 練習場面のエスノメソドロジー』 / 中村 和生 / p.561〜562
  • 書評 小池靖著『心理療法が宗教になるとき : セラピーとスピリチュアリティをめぐる社会学』 / 牧野 智和 / p.562〜564
  • 書評 庄司貴俊著『原発災害と生活再建の社会学 : なぜ何も作らない農地を手入れするのか』 / 山本 薫子 / p.564〜565
  • 書評 佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等 : メルケルが拓いた未来の社会デザイン』 / 石井 香江 / p.566〜567
  • 書評 佐藤裕著『ルールの科学 : 方法を評価するための社会学』 / 瀧川 裕貴 / p.568〜569
  • 書評 荒井悠介著『若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか : 渋谷センター街にたむろする若者たちのエスノグラフィー』 / 難波 功士 / p.569〜571
  • 書評 三隅貴史著『神輿と闘争の民俗学 : 浅草・三社祭のエスノグラフィー』 / 竹元 秀樹 / p.571〜573
  • 書評 林凌著『〈消費者〉の誕生 : 近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』 / 加島 卓 / p.573〜575
  • 書評 山本かほり著『在日朝鮮人を生きる : 〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で』 / 魁生 由美子 / p.575〜577
  • 書評 牧野智和著『創造性をデザインする : 建築空間の社会学』 / 松村 淳 / p.577〜578
  • 書評 村田泰子著『「母になること」の社会学 : 子育てのはじまりはフェミニズムの終わりか』 / 品田 知美 / p.579〜580
  • 書評 木下衆著『家族はなぜ介護してしまうのか : 認知症の社会学』 / 天田 城介 / p.581〜582
  • 書評 黒坂愛衣・福岡安則著『ハンセン病家族訴訟 : 裁きへの社会学的関与』 / 有薗 真代 / p.583〜584
  • 書評 中里英樹著『男性育休の社会学』 / 多賀 太 / p.585〜586